【マレーシア】3月の新車販売6.4万台、コロナの反動で3倍に

【亜州ビジネス編集部】

マレーシア自動車協会(MAA)が16日発表した2021年3月の国内新車販売台数は、前年同月比200.7%増の6万3878台だった。増加は2カ月連続。

比較対象となる前年同月は新型コロナウイルス流行で販売が下がり始めた月で、反動増となった。前月比では49.3%増。活動制限が緩和され、また年度末に販売攻勢をかけるメーカーが多かったことから、販売が伸びた。ニュー・ストレーツ・タイムズなどが同日付で伝えた。

セグメント別にみると、乗用車は前年同月比197.7%増の5万6478台、商用車は226.3%増の7400台だった。

1〜3月の全体の販売台数は前年同期比32.5%増の13万9499台。乗用車は12万3281台、商用車は1万6218台だった。

3月の生産台数は全体で前年同月比174.6%増の6万2221台と、2カ月連続で増加。乗用車が175.5%増の5万8102台、商用車が162.4%増の4119台だった。

MAAは、4月の販売が3月から横ばいになると予想。各社の販促活動で好調が続くとみている。


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