【ベトナム】松屋R&D、新たなエアバッグ生産ラインが稼働

【亜州ビジネス編集部】

縫製機メーカーの松屋アールアンドディ(本社:福井県大野市)は26日、南部ドンナイ省ビエンホア市の現地法人が新たなエアバッグ生産ラインの設置を終え、稼働を開始したと発表した。当初予定の9月から前倒しで生産を開始したことになる。

新規顧客から生産を受託し、アマタシティー・ビエンホア工業団地に拠点を構える子会社の松屋アールアンドディ・ベトナムがラインを整備した。月産能力30万個。

2月時点の発表によると、配管や圧縮機の整備など内装工事への投資額は約1700万円に上る。売上高は初年度が2億円、2年目以降が6億〜10億円を見込む。

同子会社は団地内で5カ所の縫製品工場を操業し、1200人を雇用。主に血圧計腕帯やカーシートカバー、エアバッグを生産している。他に開発拠点も構えている。


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