【タイ】4月の工業生産18%増、コロナの反動

【亜州ビジネス編集部】

工業省工業経済事務局(OIE)の5月31日発表によると、2021年4月の鉱工業生産指数(MPI、16年=100)は91.9となり、前年同月比で18.5%上昇した。プラスは2カ月連続。

前年同月に工場停止で大幅に落ち込んだ自動車が急伸し、指数全体を押し上げた。新型コロナウイルス流行前の19年4月との比較では4.2%低い水準となる。

指数の構成比が高い主要10品目では、9品目が前年同月比で上昇。自動車では乗用車よりも1トンピックアップトラックの伸びが高かった。

飲料では蒸留酒の一部やビールが6倍に拡大。食品では魚缶詰など水産物が落ち込んだものの、冷凍果物が大きく伸びた。ベースメタルではブリキの高い伸びが続いている。

主要10品目では、ガラスやセメントを含む非金属鉱物製品が唯一のマイナスだった。自動車ガラスが急伸した一方、板ガラスや混合セメントが落ち込んだ。

同時に発表された4月の製造業設備稼働率は59.6%となり、前年同月比で8.7ポイント上昇。大型連休がある4月は例年、他の月より稼働率が低く、前月比では11.1ポイント低下した。

うち自動車の稼働率は54.7%で、前年同月を42.0ポイント上回る一方、前月を28.1%下回った。


亜州ビジネスASEAN
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