【タイ】バンパコンに工業団地を新設、公団が承認

【亜州ビジネス編集部】

タイ工業団地公団(IEAT)のウィリット総裁は、東部チャチュンサオ県バンパコン郡での工業団地新設を承認したと発表した。非住宅用不動産の販売などを手掛けるダブルPランドと「チャチュンサオ・ブルーテックシティー工業団地」を開発する。事業費は48億5600万バーツ(約160億円)。2年以内の開所を目指す。15日付ターンセタキットなどが伝えた。

敷地面積は約190万平方メートル。入居企業による投資額は計332億バーツ、雇用創出は8300人を見込む。東部の経済特別区「東部経済回廊(EEC)」で政府が投資促進を図る重点産業を支援する。

入居企業の業種は、次世代自動車や大容量エネルギー貯蔵をはじめ、EECで優遇措置の対象となる業種を見込む。電気自動車(EV)メーカーなどがすでに関心を示しており、4年以内に入居率100%に達するとみている。同工業団地はスワンナプーム空港から44キロメートル、レムチャバン港から60キロメートル、マプタプット港から119キロメートルに立地する。


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