【ベトナム】南部カントー市、企業の98%が操業停止

【亜州ビジネス編集部】

南部メコンデルタ地方の中心都市であるカントー市で、市内の企業1万社のうち98%が操業を停止している。

4月末からの新型コロナウイルス流行第4波が猛威を振るっており、操業に制限が設けられていることが理由。1万社には労働者15万人が在籍しており、操業停止により大きな影響が出ている。VNエクスプレスが18日付で伝えた。

市内の工業団地と輸出加工区には170社が入居し、3万8000人以上が在籍しているが、現在操業するのは20社にとどまっている。チャノク工業団地に入居する水産会社の幹部は、労働者が工場敷地内で「労働」「食事」「宿泊」する体制を構築できず、操業を断念したとコメント。従業員3000人に影響が出ている。

南部では感染者の急増を受けて、7月16日以降に工場を操業する場合、敷地内で「3つの現場」(現場での労働・食事・宿泊)体制を構築するか、「1本の通勤路・2カ所の現場」(企業が用意する車両で労働者が工場と宿泊施設を移動)体制を確立する必要が出ている。

同市では7月7日以降、3313人の新型コロナ感染が確認された。「3つの現場」体制を構築して操業を続けていた工業団地内の3社でも感染が広がり、工場を閉鎖している。


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