【シンガポール】東京電力、地下変電所建設のコンサル業務受注

【亜州ビジネス編集部】

東京電力ホールディングスは23日、政府系電力・ガス供給会社SPグループから地下変電所建設事業のコンサルタント業務を受注したと発表した。

東南アジアで初となる230キロボルト(kV)の大型地下変電所を建設する事業で、東京電力グループが工事完了までの技術支援を行う。

グループの東京電力パワーグリッドと関電工との3社共同で契約を獲得した。地下変電所に必要な変電設備や地中送電ケーブルの物品・工事の調達に関する仕様の検討、入札者評価、建物工事の施工・工程管理面などについて支援する。

シンガポールでは利用可能な土地が限られることから、同国政府は地下への変電所設置を推進している。SPグループはこれを受け、南部ラブラドール地区に地下変電所を建設することを決定した。建設は韓国の現代建設に発注しており、2024年の完成を目指す。


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