【インドネシア】イオンモール、中国EC大手の京東と協業

【亜州ビジネス編集部】

イオンモールは14日、電子商取引(EC)中国大手の京東集団(JDドットコム)とインドネシア事業で提携すると発表した。オンラインと実店舗の融合による新規出店や、共同での販促活動の実施、新規事業の開拓などの取り組みを進め、顧客の利便性を高める。

JDドットコムが同国で運営するECサイト「JD.ID」と協業。JDが展開する電子機器や家電の販売店「JD.IDエレクトロニック」をイオンモール内に開設する。同日には初店舗を西ジャワ州ボゴール県の「イオンモール・セントゥールシティ」に出店した。また、年内にジャカルタ南部の「イオンモール・タンジュンバラット」でもオープンを予定している。

一方、イオンモールはJD.IDの電子市場に仮想店舗を開設する予定。販促活動では、JD.IDの持つ動画配信関連のサービスを活用する。さらに日系企業の商品ショールームを実店舗に設置し、ECサイトで販売する越境EC事業でも協業する。


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