【中国】30年以後はホンダ中国全面NEV、専門工場2カ所24年稼動へ

【亜州ビジネス編集部】

ホンダは13日、30年からの中国新車投入戦略を発表。全4輪車モデルを電気自動車(EV)やハイブリッド自動車(HEV)など環境車に限定する方針を打ち出した。

ホンダブランドEVの「e:N」(イーエヌ)シリーズ投入計画を公表。eはenergizeとelectric、NはNewとNextを指すと説明した。東風ホンダで「e:NS1」、広汽ホンダで「e:NP1」を開発し、22年春に売り出す。

この日はまた、コンセプトモデルの「e:N COUPE Concept」、「e:N SUV Concept」、「e:N GT Concept」を披露した。向こう5年内に相次ぎ発売するという。

合弁メーカーを通じ、ホンダは中国にNEV工場を新設する予定と発表。東風ホンダと広汽ホンダがそれぞれ建設し、24年に相次ぎ稼働させると補足した。

ホンダは今年4月、先進国エリアのNEV投入比率を公表。30年に40%、35年に80%、40年に100%まで高める方針を示していた。

中国の新車小売統計によると、ホンダ車の中国販売は、今年1〜9月に概算110万7900台に上る。うちハイブリッドは16万9600台(15.3%)を占めた。


亜州ビジネスChina
https://ashu-chinastatistics.com/

この記事をSNSでシェア!


一番上へ戻る