【タイ】HVへの関心高まる=長城汽車などの意識調査

【亜州ビジネス編集部】

6月末にハイブリッド車(HV)を発売してタイ市場に参入した中国自動車メーカーの長城汽車(GWM)の現地法人、長城汽車タイランドは、12月にタイの国家開発管理研究所(NIDA)と共同で実施した意識調査で、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)を含む電動車(xEV)に関心を持つタイ人の割合が83.9%となり、前年調査(77.7%)から上昇したことを明らかにした。特にHVに対する関心が高まったという。26日付クルンテープ・トゥラキットなどが伝えた。

全国の消費者1000人を対象に調査した。xEVの中で最も関心を持つタイプは「HV」が全体の44.8%で最大となった。これに「PHV」が27.9%、「純電気自動車(BEV)」が27.2%で続いた。前年調査では、BEVが38.7%、HVが31.0%、PHVが30.4%となっており、HVに対する関心はBEVを下回っていた。

ガソリンなどを使う化石燃料車からxEVに切り替える決め手としては、「より安い燃料コスト」が35.3%、「より高い安全性」が19.0%、「環境への配慮」が12.7%だった。このほか、「車体価格が手頃になれば普及が加速する」と予想する回答が67.6%に上った。


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