【ベトナム】21年の失業率3.22%、ロックダウンで悪化

【亜州ビジネス編集部】

ベトナム統計総局によると、2021年の生産年齢(男15〜60歳、女15〜55歳)の失業率は3.22%で、20年の2.48%から悪化した。都市部では4.42%、地方では2.48%。

4月末に発生した新型コロナウイルス第4波の影響を受け、7月半ばから南部を中心にロックダウン(都市封鎖)が講じられ、経済活動が停滞したことが背景にある。

失業率を四半期ごとにみると、第1四半期から順に2.42%、2.62%、3.98%、3.56%。ロックダウンで経済が最も停滞した第3四半期に大きく悪化した。

15〜24歳の失業率は21年に8.48%となり、20年の7.10%から悪化。都市部では11.91%と高く、地方では6.76%だった。

21年の就業者数は4900万人だった。うち農林水産業の従事者は1420万人で前年から0.3%増加した。製造・建設業は1.5%減の1620万人、サービス業は4.1%減の1860万人だった。


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