【ベトナム】北部ハイフォン、工業団地15カ所を新設・拡張

【亜州ビジネス編集部】

北部ハイフォン市の経済区管理委員会は、2025年までに工業団地15カ所を新設・拡張し、用地を6200万平方メートル広げる計画だ。サイゴンタイムズが伝えた。

既に総面積2800万平方メートルに上る工業団地6カ所の新設・拡張に向けた書類手続きが始まっており、うちスアンカウ工業団地は首相認可を受けた。ナムチャンカト、トゥイグエン、ティエンタインの各工業団地の新設と、チャンズエとザンビエン第2の各工業団地の拡張については計画投資省に認可申請が行われた。このほか、面積3500万平方メートルに上る工業団地9カ所の新設と認可も計画されている。

同委員会はまた、ラックフエン国際港で第3〜6埠頭の建設を承認。年内の着工を予定する。ほかにも労働者向け住宅の建設案件3件について手続きを進める。

ハイフォン市は2021年、総額51億米ドルの外国直接投資(FDI)を認可。新規が29件、既存案件の追加投資が52件、外国企業による省内企業の株式購入が2件だった。

一方、市内の工業団地と経済区で操業する企業の21年の売上高は438兆ドン(約2兆2400億円)。納税額は13兆4000億ドンで、目標を39%上回った。工業団地と経済区には4400人の外国人を含む18万6000人が働いており、平均給与は1150万ドンとなっている。


亜州ビジネスASEAN
https://ashu-aseanstatistics.com/

この記事をSNSでシェア!


一番上へ戻る