【タイ】スワンナプーム空港旅客棟の東側拡張、政府委が承認

【亜州ビジネス編集部】

サクサヤーム運輸相は、バンコクのスワンナプーム空港の旅客ターミナルビルの東側拡張計画が政府の委員会に承認されたと明らかにした。投資額は78億3000万バーツ。7月ごろに建設業者を決める入札を実施する。工期は29カ月で、2025年3月の完成を目指す。17日付ターンセタキットなどが伝えた。

同空港を運営するタイ空港公社(AOT)が提案し、同空港の能力強化に向けた施策を検討するための政府委員会が承認した。

25年に旅客数が新型コロナウイルス流行前の6500万人の水準に回復すると見込み、拡張を進める。40年には1億人を突破すると予測している。

同空港の19年の旅客数は前年比3.2%増の6542万4564人だった。20年は新型コロナ流行の影響で74.5%減の1670万6235人と落ち込み、21年1〜11月も前年同期比71.9%減の441万2202人と低迷が続いている。


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