【タイ】ホンダのバイク、22年の販売5%増130万台目標

【亜州ビジネス編集部】

ホンダのバイク事業の現地法人タイホンダマニュファクチュアリングは10日、2022年のバイク販売台数を前年比5%増の130万598台に引き上げる目標を発表した。市場全体の2%よりも高い伸びで、シェア拡大を目指す。

大型バイクの販売は24%増の8000台に引き上げたい考え。市場全体は13%増の2万1500台に拡大するとみている。21年の同社の大型バイク販売は6442台で、うち「CBR500R」は部門シェアトップの1879台を販売した。

21年の同社のバイク販売台数は全体で5%増の123万6476台だった。国内市場は6%増の161万台に拡大し、ホンダのシェアは77%。33年連続でシェア首位を維持した。モデル別販売は、ファミリー車「ウェーブ110i」が53万408台で部門別シェア52%を獲得。オートマチック車では「スクーピー」が18万914台でシェア43%だった。

同社のバイク年産能力は176万台。生産した車両の8割を国内で販売し、残り2割を輸出している。汎用エンジンなどのパワープロダクツは年産能力が270万台で、9割を輸出している。


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