【インドネシア】3月の新車販売16%増、生産台数は過去最多に

【亜州ビジネス編集部】

インドネシア自動車製造業者協会(ガイキンド)によると、2022年3月の国内新車販売台数は前年同月比16.0%増の9万8536台だった。台数は2018年11月以来、3年4カ月ぶりの高水準。新型コロナウイルス流行からの経済回復などを背景に2桁増が続いている。輸出も伸びており、3月の生産台数は過去最多となる13万2872台に拡大した。

車種別では乗用車が16.6%増、商用車が14.2%増だった。

ブランド別では首位トヨタが3万3344台で、市場シェアは33.8%。2位のダイハツは1万7465台、3位のホンダは1万2975台だった。

3月の生産台数は29.1%増加。乗用車は37.3%増、商用車は1.9%増だった。完成車の輸出台数が41.3%増の3万8892台と大きく拡大し、生産を押し上げる要因となった。年初に生産を開始した現代自動車は、生産台数が4700台、完成車の輸出台数が1946台だった。

1〜3月は販売台数が前年同期比41.1%増の26万3822台、生産台数が41.8%増の36万4372台。ガイキンドは1月中旬、22年の販売台数予測を90万台と発表している。


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