【タイ】ハウス食品が統括会社、機能性飲料事業を強化

【亜州ビジネス編集部】

ハウス食品グループ本社は22日、バンコクに東南アジア事業の統括会社を設立したと発表した。タイで合弁展開する機能性飲料事業を強化する。

統括会社のハウス食品グループアジアパシフィックを今月1日付で設立した。当初の資本金は7000万バーツ。域内事業の統括会社として、製品開発業務や品質保証の支援、事業エリア拡大、販売支援などの役割を担う。

また、機能性飲料の合弁会社ハウスオソサファフーズを統括会社の傘下に移管する。合弁会社の持ち分を統括会社に現物出資する形をとり、統括会社の資本金は11億3100万バーツに増強される。来月下旬にも実施される見通し。

合弁会社には現在、ハウス食品グループ本社が60%、消費財大手のオーソトサパーが40%を出資している。資本金は1億6700万バーツ。ビタミンC補給飲料「C-Vitt」を手掛けている。


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