【タイ】中国EVパワーが充電所展開、合弁で年内100カ所

【亜州ビジネス編集部】

3月に設立された電気自動車(EV)充電事業の新会社EVネットワークは、中国の同業大手、上海依威能源科技(EVパワー)と合弁で事業を行うと発表した。タイ国内で年内に100カ所、来年末までに600カ所の充電所を設ける計画。原油高でEVへのシフトが加速するとみてインフラの整備を急ぐ。将来はベトナムなど周辺国への展開も検討する。26日付ネーションなどが伝えた。

両社は20日、合弁会社のEVPネットワークを設立することで契約を交わした。マンションや商業施設の運営会社などと連携しながら設置を進める。充電所600カ所の整備により、国内市場でシェア20%を獲得できると見込む。

EVネットワークは、リース事業などを手掛ける実業家のタナンワルット氏が中心になって設立した。一方、依威能源は中国と香港で7000カ所の充電所を運営し、コネクター数は2万本に上る。


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