【タイ】11月の失業率1.2%に低下、失業者数9.4万人減

【亜州ビジネス編集部】

国家統計局(NSO)の発表によると、2022年11月の失業率は1.2%となり、前月比で0.2ポイント低下した。

失業者数は46万5400人となり、9万4400人減少した。

地域別の失業率は、北部と東北部の0.7%が最も低く、それぞれ前月の1.2%から低下した。他の地域ではバンコクが1.1%、中部が1.2%となり、共に前月を下回った。一方、南部は前月から上昇し、2.4%だった。

労働力人口は4035万9700人、就業者数は前月比で1.6%増の3981万5800人。


分野別

◆農業=9.1%増の1233万5200人

◆製造業=4.8%増の897万4700人

◆商業・サービス業=4.2%減の1850万5900人

失業率は20年第1四半期まで1.0%前後で推移していたが、3月下旬に始まった新型コロナウイルス第1波の影響を受け、第2四半期に2.0%まで上昇。21年第3四半期には、新型コロナの流行後で最も高い水準となる2.3%まで悪化していた。ただ21年第4四半期以降は低下傾向にある。


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