【インドネシア】グリコが新工場稼働、域内・北米に「ポッキー」供給

【亜州ビジネス編集部】

江崎グリコは23日、主力商品「ポッキー」の輸出拠点として首都東郊に新設した工場が稼働し、まず国内向け出荷を開始したと発表した。今春には米国向けの生産を開始する計画で、需要が見込める東南アジアや北米での安定供給につなげる。工場の規模としては同社最大という。

西ジャワ州カラワン県のカラワン工業団地(KIIC)内に、最新設備を備えた工場を設けた。敷地面積は6万平方メートル、建物の延べ床面積は5万7000平方メートル。タイのバンコク近郊にある工場と合わせて、東南アジア・北米の需要に対応する。

現地法人のグリコマニュファクチャリングインドネシアが工場を操業する。同社の資本金は6933億ルピア(約61億4000万円)で、グリコのグループが全額出資した。260人を雇用している。


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