【タイ】自動車ショーが閉幕、受注35%増の4.6万台

【亜州ビジネス編集部】

自動車関連イベントを企画・運営するグランプリ・インターナショナルは、3月22日〜4月2日に開催した「第44回バンコク国際モーターショー」の受注台数が自動車・バイクの合計で4万5983台だったと発表した。中国メーカーの電気自動車(EV)に関心が集まったほか、メーカー各社の新モデル投入や、新型コロナウイルス対策の活動制限の緩和がプラスに影響し、22年の前回開催を35.5%上回った。ただ、新型コロナ前の19年に開催された第40回(4万9278台)は下回った。

自動車が34.5%増の4万2885台、バイクが56.7%増の3098台。EVは9234台と自動車全体の2割超を占めた。来場者数は約162万人だった。

自動車のブランド別受注台数は、トヨタが6042台で首位。これにホンダが4304台、中国・上海汽車の「MG」が3929台で続いた。EVに限ると、MGが2750台で首位。これに中国EV最大手の比亜迪汽車(BYD)が2737台、中国・長城汽車の「欧拉(オーラ)」が1678台、中国・合衆新能源汽車の「ナタ汽車(NETA)」が1300台で続いた。

同イベントはバンコク北郊ノンタブリ県の展示会場「インパクト」で開催。次回は24年3月27日〜4月7日の開催が予定されている。


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