【中国】大手10社の1〜4月新車販売684.6万台、BYDが伸び最大

【亜州ビジネス編集部】

業界団体の中国汽車工業協会は11日、上位10社(グループ)の新車販売台数(輸出含む)が今年1〜4月に前年同期比3.8%増の684万6000台に伸びたと報告した。これら10社で市場全体の83.1%を占めている。

前年同期比の増減率では、販売台数4位の比亜迪(BYD)が91.7%増の76万2000台と最大の伸び。ほか中国第一汽車集団が3.0%増の92万1000台、重慶長安汽車が2.9%増の79万台、北京汽車集団が20.1%増の53万3000台、奇瑞汽車が60.8%増の45万6000台、吉利汽車が9.5%増の43万6000台とプラス成長を確保した。

一方、販売台数首位の上海汽車集団は8.9%減の123万2000台に縮小。ほか広州汽車集団が1.4%減の72万2000台、東風汽車が31.1%減の68万1000台、長城汽車が7.2%減の31万3000台だった。

新エネルギー自動車(NEV)
新エネルギー自動車(NEV)に限ると、上位10社(グループ)の新車販売台数は今年1〜4月に前年同期比58.6%増の188万7000台だった。これら10社で市場全体の84.9%を占めている。うちBYDが76万2000台で圧倒的首位をキープ。ただ、増加率では広州汽車集団、理想汽車、第一汽車集団の3社が100%以上で上位に付けた。


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