【タイ】5月の会社設立26%増の7437社、観光回復で増加

【亜州ビジネス編集部】

商務省流通事業開発局の発表によると、2023年5月の会社設立登記数は前年同月比26%増の7437社だった。プラスは13カ月連続。新型コロナウイルスの影響が薄れ、経済活動の活発化や観光業の回復などを追い風に、10年ぶりの高水準となった。クルンテープ・トゥラキットなどが伝えた。

業種別では不動産業(558社)、建設業(480社)、飲食業(369社)の順に多かった。新型コロナの影響で一時低迷していた飲食業は回復に向かっており、16カ月連続で3位以内にランクインした。全体の登録資本金総額は98%増の284億1447万バーツだった。

一方、全体の倒産数は12%増の1234社で、建設業(136社)、不動産業(63社)、飲食業(34社)の順に多かった。資本金総額は2.2倍の82億3990万バーツだった。

1〜5月の登記数は3万9660社で、10年ぶりの高水準となった。倒産数は5438社だった。同局は、23年の登記数を7万5000〜7万8000社と予測している。


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