【ベトナム】2Qのバイク販売、10%減の59万台

【亜州ビジネス編集部】

ベトナムバイクメーカー協会(VAMM)は14日、加盟5社の2023年第2四半期の国内バイク販売台数が前年同期比10.2%減の58万8926台だったと発表した。前四半期比では7.2%減少。新型コロナウイルス流行の行動規制が緩和された21年第4四半期以降では前四半期に続き最低を更新した。

これまでの発表データから計算すると、23年上半期の販売台数は122万3614台。前年同期から13.2%減少した。

国内のバイク販売は、新型コロナ流行に伴う厳格なソーシャル・ディスタンス(社会的距離)措置により21年第3四半期に前年同期比45.8%減の36万7037台となり、近年の底となった。その後は回復し、22年第4四半期には83万台まで回復。だた、物価高や景気減速で消費者が財布のひもを固くする中、23年第1四半期には60万台の前半まで落ちていた。

VAMMにはホンダ、ヤマハ、スズキ、台湾のSYM、伊ピアジオの5社が加盟。国内には他に、ビンファストやペガの国産バイクや、カワサキ、独BMW、伊ドゥカティ、同ベネリ、米ハーレーダビッドソンなどの外国ブランドも流通している。


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