【タイ】8月の車生産12%減、国内向け1トンピックが低調

【亜州ビジネス編集部】

タイ工業連盟(FTI)の21日発表によると、2023年8月の国内自動車生産台数は前年同月比12.3%減の15万657台だった。前年同月を下回るのは4カ月ぶり。販売低迷で1トンピックアップトラックの国内向け生産が大きく落ち込んだほか、前年同月に部品不足の改善で生産が伸びていた反動が出た。国内で輸入の電気自動車(EV)の販売が増えていることも生産減の一因となっており、8月は国内市場でEV比率が1割に達した。

国内販売向けの生産台数は26.2%減少。うち1トンピックが41.7%減と振るわなかった。自動車ローンの与信厳格化などで販売低迷が続いている。国内新車販売台数は乗用車なども含む全体で1割減少した。ただ、輸入車が大半を占めるEVの販売は伸びており、前年同月の8.7倍に拡大。販売全体に占める割合は10.1%と、前月の7.7%から上昇した。

一方、輸出向け生産は1.1%増とプラスを維持。完成車の輸出台数は19.4%増の8万7555台と、引き続き2桁のプラスだった。豪州や中東、欧州などへの輸出が増えた。

1~8月の生産台数は全体で前年同期比3.1%増の122万1878台だった。輸出向け生産が10.3%増と拡大する一方、国内販売向け生産が5.3%減少した。FTIは7月、23年通期の生産台数目標を5万台引き下げ、190万台(前年比0.9%増)に下方修正している。

8月のバイク生産17%減

同連盟によると、8月の国内バイク生産台数は前年同月比16.6%減の20万4368台だった。内訳は、完成車(CBU)が9.7%減の17万1270、輸出向けの完全組み立て部品(CKD)が40.2%減の3万6098台。輸出台数(CBUとCKDの合計)は45.0%減の4万8758台だった。


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