【タイ】23年の車生産2%減184万台、国内向けが落ち込む

【亜州ビジネス編集部】

タイ工業連盟(FTI)の29日発表によると、2023年の国内自動車生産台数は前年比2.2%減の184万1663台だった。前年を下回るのは3年ぶり。同連盟の下方修正後の目標である185万台も下回った。与信厳格化などで国内のピックアップトラック販売が低迷したほか、輸入の電気自動車(EV)の増加も影響した。同連盟は24年の生産台数を3.2%増の190万台と予測。中国車を中心にEV生産が本格化することから、国内販売向け生産が回復すると見込む。

23年の生産台数は仕向地別で、国内販売向けが19.0%減、輸出向けが11.4%増だった。国内の新車販売は約9%減少。ピックアップが3割減と大きく落ち込み、全体を押し下げた。一方、完成車の輸出台数は11.7%増の111万7539台となり、18年以来の高水準を記録。アフリカを除く各地域で需要が伸びた。

24年の生産台数の見通しは、国内販売向けが9.4%増の75万台、輸出向けが0.5%減の115万台。複数の中国メーカーが年内のEV現地生産開始を計画しており、国内向けの伸びに期待できる。一方、世界経済の減速や地政学的緊張の高まり、他国との競争激化などが輸出のマイナス要因になるとみている。

23年のバイク生産6%減

同連盟によると、23年の国内バイク生産台数は5.9%減の247万2872台だった。内訳は、完成車(CBU)が5.2%増の212万738台、輸出向けの完全組み立て部品(CKD)が42.4%減の35万2134台。輸出台数(CBUとCKDの合計)は20.5%減の82万2608台だった。


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