【ベトナム】旧正月連休の当初3日間、2大都市の観光客2桁増

【亜州ビジネス編集部】

テト(旧正月)連休の初日3日間にハノイとホーチミン市を訪れた観光客の数は、前年から2桁増になったことが両市観光局の発表で分かった。13日付のハノイタイムズとザ・インベスターが伝えた。

24年のテトは2月10日で、政府が定めた祝日は同月8~14日。ハノイでは序盤3日間に前年同期比17.4%増となる18万7000人の観光客が来訪した。うち外国人は3万9000人で、前年から2倍以上に増加。ベトナム人観光客は6%増の14万8000人だった。3日間の観光収入は7250億ドン(約44億7000万円)で、32.9%増えた。

ホーチミン市では15.4%増の7万5000人が訪れた。クルーズ船の来航で欧米や豪州、日本からの外国人観光客が増えたことで全体を押し上げた。3日間の観光収入は6兆5500億ドンで、前年から4.0%増えた。

2大都市では文化的な催しを多く開催。ハノイでは旧市街や民族文化観光村などでさまざまな日中イベントが行われたほか、夜間のイベントも盛んで、タンロン遺跡などのナイトツアーもある。また大みそかには西湖地区で2024機のドローンを使ったライトショーも行われた。ホーチミン市でも1区グエンフエ通りでテト恒例の花祭りが開催されたほか、レバンタム公園では30省市の伝統を紹介した催しが行われた。


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