【亜州ビジネス編集部】
制御・計測機器メーカーのアズビルは4日、チョンブリー県に建設した新工場棟の開所式を行った。生産能力を強化すると共に生産品目を拡大し、海外での需要増と顧客ニーズの多様化に対応する。
子会社のアズビルプロダクションタイランドが第3棟を設けた。昨年の発表によると、3階建て延べ床面積1万5000平方メートルで、投資額は3億9100万バーツ。工業市場向けの電磁流量計や差圧発信器といった高度な生産技術を要する製品を求める海外顧客のニーズに応える。
同子会社は2013年創業。工業向け温度調節計や各種センサー、空調用コントローラーを生産し、東南アジアや東アジア向け製品の生産・出荷拠点となっている。
