【タイ】アズビル、太陽光導入で芙蓉リース合弁と電力購入契約

【亜州ビジネス編集部】

制御・計測機器メーカーのアズビルは26日、東部チョンブリー県の工場屋根への太陽光発電設備導入で、電力購入契約(PPA)を交わしたと発表した。芙蓉総合リースとシャープの合弁会社が出力24キロワット(kW)の設備を設置・運営し、アズビルが電力を買い取って工場の生産工程で使用する。該当する工場棟で使用される電力の10%が再生可能エネルギーで賄われることになるという。

工場運営の子会社アズビルプロダクションタイランドを通じて、合弁会社Sソーラー・ジェネレーション・タイランド(SSGT)と契約を交わした。二酸化炭素(CO2)の排出削減量は、初年度に312トンを見込む。同子会社は今年4月に現地第3工場を完成させており、今後は工場の規模拡大に合わせて太陽光設備の設置を増やす。


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