【亜州ビジネス編集部】
重慶拠点の大手自動車メーカー、重慶長安汽車は27日、向こう5年間で2500億人民元(約5兆2320億円)超を投資し、50車種以上の新モデル車を打ち出す計画を明らかにした。スマートカー、純電気自動車(BEV)、プラグインハイブリッド車(PHV)など各種モデルをカバーする。証券時報が同日付で伝えた。
同社はまた、30年までに販売台数500万台超を目指す方針を表明。うち自主ブランドは400万台を目標とすることを明らかにした。また、デジタルインテリジェント新エネルギー自動車(NEV)の販売台数を300万台に引き上げ、世界一流の自動車ブランドになるとの目標を掲げた。
同社はミニバンや小型トラックを生産。スズキやマツダ、米フォードとの合弁事業も手がける。