【ベトナム】25年のテト賞与、平均3.3%増=HCM市企業

【亜州ビジネス編集部】

ホーチミン市の労働・傷病兵・社会問題局によると、市内企業の2025年のテト(旧正月、25年は1月29日)賞与の平均支給額は前年比3.3%増の1270万ドン(約7万8000円)となる。トイチェーなどが伝えた。

市内の1570社(従業員数:計31万444人)が同局に提出したテト賞与に関する報告書を基に算出した。うち国が100%出資する国営企業の平均支給額は1110万ドン、民間企業は1350万ドン。また、1人当たりの最高額は19億800万ドンとなる。

分野別では、IT(情報技術)や電子、食品加工などで賞与額が多い。一方、回答企業の約25%は、業績不振などにより従業員へのテト賞与の支給が困難と報告。ただ、支給困難と回答した企業の大半も、労働契約に基づき可能な範囲で支給に努めるという。


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