【亜州ビジネス編集部】
コクヨは25日、ハノイ市に期間限定の店舗を開設すると発表した。ベトナムでは昨年8月にホーチミン市で初出店していたが、ハノイ市では今回が初出店となる。現地で企画開発した学生に人気の高い文具を中心に取りそろえる。
29日~5月5日に市内の商業施設「イオン・スアントゥイ」の1階に出店する。売り場面積は約50平方メートル。ベトナム市場向けのノートやペンなど約400品番を販売する。昨年8月にホーチミン市で開設した期間限定の店舗では、購入客が7日間で1000組を超えた。
コクヨのベトナム事業では、2005年に日本向け生産工場として現地法人のコクヨベトナムを北部ハイフォン市に設立。11年には別の現地法人コクヨベトナムトレーディングを設けて、国内向けのノート・文具製品の企画開発・販売を開始した。