【亜州ビジネス編集部】
教育事業者向けのデジタルトランスフォーメーション(DX)事業を手掛ける日系のマナビー・インターナショナル(本社:シンガポール)は4月30日、「シリーズB」と呼ばれる資金調達で日本政府系ファンドのJICベンチャー・グロース・インベストメンツなどから約33億円を調達したと発表した。調達資金は東南アジアでの学習塾の展開拡大や、日本でのシステム開発強化に充てる。
JICベンチャーのほか、ベンチャーキャピタル(VC)の三菱UFJキャピタル、不動産大手のヒューリックなどから調達。累計の資金調達額は約60億円となった。
マナビーは2019年設立。日本やベトナムを中心に学習塾や通信制高校の学習管理システムなどを提供している。ベトナムでは学習塾も運営しており、既に約30教室を展開している。