【亜州ビジネス編集部】
運輸省陸運局の集計によると、2025年4月の電気自動車(EV、7人乗り以下の乗用車のみ集計)の国内新車登録台数は前年同月比51.6%増の6075台だった。プラスは3カ月連続。ブランド別では、中国EV最大手の比亜迪(BYD)が2133台(2.4倍)でシェア35.1%を占め、22カ月連続で首位だった。
ブランド別の2位以下
◆中国・広汽埃安新能源汽車(AION)=748台
◆中国・上海汽車の「MG」=729台
◆中国・長城汽車の「欧拉(オーラ)」=592台
◆中国・長安汽車の「深藍(ディーパル)」=240台
◆スウェーデンのボルボ=161台
◆長安汽車=159台
◆中国・吉利汽車の「ジーカー(極コク)」=152台
◆BYD傘下の「デンツァ(騰勢)」=149台
◆中国・合衆新能源汽車の「ナタ汽車(NETA)」=129台――などが続いた。
モデル別では、BYDが24年秋に発売したスポーツ多目的車(SUV)「シーライオン7(海獅07)」が831台で最多だった。
1~4月のEV新車登録台数は前年同期比21.3%増の3万1009台。
ブランド別
◆BYD=9595台
◆AION=3728台
◆MG=3282台
◆欧拉=2223台
◆深藍=2209台
◆ナタ汽車=1639台
◆騰勢=1580台
◆極コク=825台
◆長安汽車=807台
◆ボルボ=796台――の順に多かった。