【亜州ビジネス編集部】
住友商事は8日、アジアを中心に保険商品を提供するインシュアテック(IT=情報技術を活用した保険)企業のボルトテック・ホールディングス(本社:シンガポール)に出資し、戦略的提携を締結したと発表した。まず2025年度上半期中に合弁会社を新設し、東南アジアでスマートフォンの割賦販売や新機種への変更サービスを提供する。
ボルトテックが東南アジアで持つ顧客基盤と、住友商事の中古端末再販のノウハウを組み合わせて事業展開する。将来はアジア全域で中古スマホ再販などの端末流通事業も展開する計画で、30年までに約1000万人の顧客へのサービス提供を目指す。
ボルトテックは2020年設立。アジアを中心に欧米やアフリカも含む世界37カ国で端末補償サービスなどの保険商品を提供している。





