【亜州ビジネス編集部】
マレーシア統計局が9日発表した2025年3月の失業率は3.1%だった。前年同月から0.2ポイント低下し、前月からは横ばい。24年12月に15年5月以来の低水準となり、これを4カ月連続で維持している。
労働力人口は前年同月比2.7%増の1731万人(前月比0.2%増)、就業者数は3.0%増の1678万人(同0.3%増)に拡大。一方、失業者数は4.9%減の52万9600人(0.6%減)だった。労働参加率は70.7%で、前年同月から0.2ポイント上昇、前月から横ばいだった。
失業率は15年6月から20年2月まで3.2~3.5%で推移した後、新型コロナウイルスの流行を受けて同年5月には1986年以降で最悪となる5.3%まで上昇した。その後低下し、現在はコロナ前の水準を下回っている。





