【亜州ビジネス編集部】
日東電工は、北部フンイエン省にディスプレー用偏光板の工場を新設する。投資額は1億6000万米ドル。既に着工しており、来年第2四半期にも商業生産を開始する。
現地法人の日東ベトナムが工場を運営する。同社が農業環境省に提出した環境影響評価報告書によると、住友商事が運営する第2タンロン工業団地(TLIP2)の敷地9万3518平方メートルを利用。年産能力はディスプレー用偏光板が1億9600万個、工業用テープが1960万平方メートル(約4923トン)とする。
日東ベトナムは2016年設立。北部バクニン省のベトナム・シンガポール工業団地(VSIP)バクニンに工場を構え、工業用テープなどを生産している。日東電工は、ベトナムでは他にも複数の現地法人を持ち、ハノイ市や南部ビンズオン省にも工場を構えている。





