【亜州ビジネス編集部】
タイ投資委員会(BOI)は20日、今月14~17日に開催した工業用部品メーカーの展示会「サブコン・タイランド」で9975組が商談し、契約額が220億バーツを上回ったと発表した。うち電気自動車(EV)など電動車部品用の特設エリアでは243組が商談し、契約額は36億5000万バーツに上ったとみている。
同展示会の開催は今年で19回目。タイを含む世界13カ国の68社がバイヤーとして参加し、来場者数は4万6000人に上った。海外勢では日本、中国、韓国、インド、ベトナム、英国、フランス、イタリア、スペイン、ルクセンブルク、オランダ、ベルギーの計12カ国から自動車や電子、ロボット、医療機器などのメーカーが参加し、国内部品メーカーと商談会などを開催した。電動車部品のエリアでは、1次サプライヤーレベルの10社がタイで調達したい部品などを展示し、2~3次サプライヤーの部品メーカーと商談した。
会場はバンコク東部の展示会場「バンコク・インターナショナル・トレード&エキシビション・センター(BITEC)」。来年は5月13~16日の開催を予定している。





