【亜州ビジネス編集部】
芙蓉総合リースは6日、フォークリフトを販売・レンタルするマテハン・サイアム・ラムダ(MSL、本社:東部チョンブリー県)のグループ3社を連結子会社化したと発表した。昨年に完全子会社化した同業のPLIC(本社:首都北郊パトゥムターニー県)との連携により、事業拡大を図る。
MSLのほか、同社のグループで◆日本でのフォークリフト調達拠点として設立されたシージーエム(本社:栃木県さくら市)◆フォークリフト用電池を販売・レンタルするCGロジスティクス(本社:東部チョンブリー県)――も買収した。
MSLは1995年設立。同社のグループは、多様な中古フォークリフトを取り扱い、タイ全体をカバーする拠点網や豊富なメンテナンス人材を持つことが強みという。今後は同グループとPLICの顧客網や拠点網を有効活用し、タイでフォークリフト事業の基盤を拡大する。日本でリース期間が満了したフォークリフトの輸出販売などによるシナジー効果も見込む。





