【亜州ビジネス編集部】
電動バイクメーカーのEMモーターは、2025年の販売目標を5300~6500台に設定した発表した。国内電動バイク市場でシェア20%以上の獲得を目指す。
このほど新モデルの「レジェンドプロ」を発表し、予約受け付けを開始した。出力2.5キロワット(kW)のモーターを搭載し、最高時速は75キロメートル。1回の充電で最大80キロメートル走行できるとしている。販売価格は6万5000バーツ。最初の400台は4万5740バーツの特別価格で販売する。
同社は23年に電動バイクの販売を開始し、これまで累計1万台以上を販売した。販売店は全国120カ所以上に構える。現在のバイク年産能力は3万台で、将来は7万台に引き上げる。
電池はセルを直接パック化する「セル・ツー・パック(CTP)」方式で組み立てている。充電所「EMチャージャー」の開発も進めており、25年末までにコネクター数を100個以上、27年末までに1000個に増やす目標。使用済み電池を再利用するための管理体制も構築する。