【タイ】商用車ネックス、下半期に商用EVを500台販売へ

【亜州ビジネス編集部】

商用車生産などのネックス・ポイントは、2025年下半期に商用電気自動車(EV)を500台販売すると明らかにした。筆頭株主でエネルギー関連事業を手掛けるエナジー・アブソルート(EA)との連携を強化し、販売拡大で黒字化を目指す。9日付バンコクポストなどが伝えた。

前年は納車の遅れや財務再編などが影響し、27億6000万バーツの赤字を計上した。このほどEAを引受先とする37億2000万バーツの増資を実施しており、EAグループの出資比率は以前の49.99%から増資後に77.77%へと上昇。今後はEAが手掛ける充電・電池事業との相乗効果で販売拡大を見込む。

ネックスは東部チャチュンサオ県で商用車工場を操業し、電動のトラックやトラクターヘッド、バスなどを生産。インドネシアやベトナムなど海外にも出荷している。一方、EAはEV用電池の生産やEV充電所の運営、バイオ燃料の生産、太陽光発電所の運営などを手掛けている。


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