【亜州ビジネス編集部】
日鉄ソリューションズは10日、米マイクロソフト製品を中心としたIT(情報技術)サービスを提供するWCSアビヤクタ・ナワセナ(WCSアビセナ)を買収したと発表した。現地子会社のNSSOLシステムズ・インドネシア(NSIDN)と共同で、WCSアビセナの全株式を取得した。今後は双方が持つノウハウなどを共有し、顧客のニーズに対してより柔軟で付加価値の高いサービスを提供する。
WCSアビセナは、地場ITサービスのワハナ・チプタシナトリアから事業分離する形で今年1月に設立された。20年以上にわたり主にマイクロソフト製品に関するコンサルティングやシステム構築、運用保守サービスを現地企業向けに提供している。将来は日鉄ソリューションズが東南アジア各国に持つ拠点と協力しながら、域内全域への事業展開も目指す。
NSIDNは2014年設立。主に日系企業向けにマイクロソフト製品をはじめとしたERP(統合基幹業務システム)の構築・保守サービスを提供している。





