【亜州ビジネス編集部】
道路交通局(JPJ)によると、2025年5月に国内で新規登録された電気自動車(EV)の台数は上位20ブランドの合計で4092台だった。前月比では55%増。中国・比亜迪(BYD)が引き続き首位を維持し、堅調な販売を見せた。ポールタンが伝えた。
BYDの登録台数は1148台で、3カ月連続の4桁を達成。スポーツ多目的車(SUV)「ATTO3」が505台、SUV「シーライオン7(海獅07)」が406台、ミニバン「M6」が136台、「シール(海豹)」が94台と、モデル別トップ10に4モデルが入った。
2位は米テスラで1075台。2月に発表したSUV「モデルY」の新型の納車が始まったためで、同車種は985台とモデル別でトップに立った。
3位は国民車メーカーのプロトンで862台。24年末に投入した小型EV「e.MAS7」の1モデルのみで、モデル別では2位だった。
4位以下は、◆独BMW=179台◆BYD傘下の高級EVブランド「デンツァ(騰勢)」=129台◆中国・小鵬汽車(エックスポン)=125台◆中国・奇瑞汽車=116台◆中国・ジーカー(極コク)=105台――などが続いた。
1~5月のEV登録台数は上位20ブランドの合計で1万3439台。ブランド別ではBYDが4355台で首位を走り、プロトンが3399台、テスラが1810台、BMWが766台、デンツァが524台、小鵬が505台と続いている。





