【亜州ビジネス編集部】
グループウエア開発などのネオジャパン(本社:横浜市西区)は、ジョホール州のイスカンダル地区に東南アジア事業の拠点を設立する。同州政府の投資促進機関との間で19日、戦略的協力に関する基本合意を締結した。域内の営業や人材育成、研究開発(R&D)の拠点とする。
投資促進機関インベスト・ジョホールの協力を得て、東南アジア事業拠点「東南アジア・エクセレンスセンター(SEA CoE)」を設立する。マレーシアとシンガポールの両政府が同州で共同開発を進めるジョホール・シンガポール経済特区(JS-SEZ)構想とも連携する。
基本合意の一環として、ネオジャパンはインベスト・ジョホール内部の文書や業務のデジタル化、自動化、一元管理にも取り組む。グループウエア「デスクネッツ・ネオ」など自社の情報通信技術(ICT)ソリューションを活用する。
ネオジャパンは2019年にクアラルンプールで現地法人ネオレカ・アジアを設立。パッケージソフト販売やクラウドサービスなどを手掛けている。