【タイ】西武プリンスが都心にホテル、大林組のビルで運営受託

【亜州ビジネス編集部】

西武・プリンスホテルズワールドワイドは6月30日、バンコク都心で2029年度中にホテルを開業すると発表した。大林組が開発する高層複合ビルの26階~36階で運営する。約200の客室やレストラン、ルーフトップバー、プールなどを備える。

複合ビルは都心のラチャダムリ通りで同年度の開業を予定。地上39階、地下3階建てで、オフィス用途を中心に高層部にホテルを導入する。大林組は大手財閥サハ・グループとホテル事業の合弁会社を設立しており、西武プリンスとの間で6月27日にホテル運営委託に関する基本合意書を交わした。

合弁会社のラチャダムリ・ホスピタリティー・マネジメントは資本金26億バーツ(約115億円)。大林組の現地法人のタイ大林が60%、サハの持ち株会社サハ・パタナ・インターホールディング(SPI)が40%を出資する。


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