【亜州ビジネス編集部】
オリンパスは1日、南部ドンナイ省に構える内視鏡関連製品の工場で使用電力の100%再生可能エネルギー化を達成したと発表した。国際的な再エネ証書「I-REC」を活用することで、昨年7月~今年3月の事業活動の全電力の再エネ化を実現した。二酸化炭素(CO2)排出削減効果は同社グループ全体の排出量の約10%(約4800トン)に相当する。
現地法人のオリンパス・ベトナムがロンタイン工業団地で操業する工場で100%再エネ利用を実現した。同工場ではこれまでも屋根に太陽光パネルを設置するなど段階的に再エネ化を進めており、新たに「I-REC」を活用することで100%再エネ化を達成した。
オリンパスは、日本国内では2022年4月から開発・製造拠点の全使用電力を再エネに転換している。





