【亜州ビジネス編集部】
阪和興業は2日、廃タイヤ回収・タイヤチップ生産を手掛ける地場企業2社とタイヤチップ供給に関する基本合意書を交わしたと発表した。2社が生産するタイヤチップを石炭代替燃料として国内外の製紙や化学、セメント、鉄鋼といった産業に販売する。
東部チョンブリー県のプララン・エナジーと西部ナコンパトム県のR&T(2018)の2社と提携する。両社ともタイヤの処理能力は年1万2000トン。タイヤチップは石炭よりもカロリー当たりの二酸化炭素(CO2)排出量が約50%低く、石炭代替燃料として注目されているという。





