【ベトナム】製造業の3Q業績見通し、前四半期から悪化=政府調査

【亜州ビジネス編集部】

ベトナム統計総局が実施した製造業の景況感調査で、2025年第3四半期の経営状況が「前四半期よりも改善する」と回答した企業の割合は37.3%にとどまり、3カ月前の前回調査から8.5ポイント低下した。一方、「前四半期よりも悪化する」は19.2%で、4.2ポイント拡大。「横ばい」は43.5%だった。

調査は四半期ごとに実施。今回は全国6330社を対象とし、6081社から回答を得た。第3四半期の新規受注残高は増加を予測する企業が35.1%で、前回調査から8.2ポイント低下した。

第2四半期の経営状況(実績値)については、「前四半期よりも改善した」が35.7%、「横ばい」が43.0%、「悪化した」が21.3%。同四半期の平均設備稼働率は74.2%で、前四半期から0.6ポイント上昇した。

第2四半期に生じた経営上の課題については、「内需の低迷」と回答した企業が51.2%で最も多く、「国内市場での競争の激しさ」が50.1%、「海外市場の需要回復遅れ」が30.8%で続いた。


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