【タイ】空飛ぶ車の中国・沃蘭特、地場企業から500機受注へ

【亜州ビジネス編集部】

電動垂直離着陸機(eVTOL)を開発する中国企業の上海沃蘭特航空技術(VOLANT)は、地場パンパシフィックにeVTOLを500機販売することで先週に関連協定を交わした。販売額は17億5000万米ドル。パンパシフィックはタイやモルディブで離島を結ぶサービスに使うとしている。各紙が伝えた。

沃蘭特は「VE25-100」と呼ばれるモデルを納入する。乗員1人と旅客5人の6人乗りで、巡航速度は時速235キロメートル。最長200~400キロメートル飛ぶことができる。

中国の報道によると、パンパシフィックは不動産開発・インフラ投資の大手という。一方、タイ商務省のデータによると、同社は1989年設立で衣料品の卸売会社として登記されているが、休眠状態にあり、少なくとも2020年以降は売上高を計上していない。オーナー一族はホテル・不動産や医療用大麻などの事業を手掛けている。


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