【亜州ビジネス編集部】
三菱UFJフィナンシャル・グループは、国際協力機構(JICA)と共同で、融資の資金使途を環境・社会課題の解決に資する事業に特定する枠組み「サステナブルファイナンス・フレームワーク」を策定したと発表した。枠組みでは三菱UFJ銀行と、同行が出資参画する東南アジアの商業銀行4行がJICAと実施する協調融資について、サステナブルファイナンス(持続可能な社会を実現するための金融)としての要件を整理した。
4行はタイのアユタヤ銀行(BAY)とベトナムのヴィエティンバンク、インドネシアのダナモン銀行、フィリピンのセキュリティバンク。JICAと実施する協調融資を対象とし、資金用途を環境面に配慮した事業に限定した「グリーンローン」、社会面に配慮した事業に限定した「ソーシャルローン」、環境・社会面双方に配慮した事業に限定した「サステナビリティローン」としての取り扱いを可能とする。





