【亜州ビジネス編集部】
道路交通局(JPJ)によると、2025年7月に国内で新規登録された電気自動車(EV)の数は、上位20ブランドの合計で2776台だった。前月比では14.7%減少。中国・比亜迪(BYD)が引き続き首位を維持した。ポールタンが伝えた。
BYD車の登録台数は870台。モデル別ではスポーツ多目的車(SUV)「ATTO3」が355台(2位)、SUV「シーライオン7(海獅07)」が278台(3位)、ミニバン「M6」が117台(5位)、SUV「ATTO2」が63台(10位)と、トップ10に4モデルが入った。
メーカー別2位は国民車メーカーのプロトンで686台だった。小型EV「e.Mas7」の1車種のみで、モデル別では首位を維持。3位の米テスラは256台で、「モデルY」が151台(4位)、「モデル3」が105台(6位)だった。
4位以下は、◆独BMW=119台◆中国・小鵬汽車(エックスポン)=109台◆BYD傘下の高級EVブランド「騰勢(デンツァ)」=103台◆中国・上海汽車傘下のMG=95台◆独ミニ=68台◆中国・浙江零ホウ科技(リープモーター)=66台◆スウェーデンのボルボ=63台――などだった。
1~7月のEV登録台数は上位20ブランドの合計で1万9755台。BYDが6270台で首位を維持し、プロトンが4689台、テスラが2653台、BMWが1021台、エックスポンが746台、デンツァが718台で続いた。大きな順位変動はなかったが、17位の韓国・現代自動車がマレーシアでのEV販売停止を決めている。





