【亜州ビジネス編集部】
東芝デジタルソリューションズは、マレーシアで自社の気象データ解析技術を活用した農業支援の実証実験を開始すると発表した。気象データの活用で局地的大雨の発生を事前に予測し、稲作への被害の軽減を目指す。
政府系2社と協業することで先月に覚書を締結した。2社は◆農業食糧安全省傘下のムダ・アグリカルチャル・デベロップメント・オーソリティー(MADA)◆デジタル省傘下のマイデジタル――で、今後はマイデジタルの主導の下、実証実験に向けた準備を進める。
実証実験では、MADAが手掛けるスマート稲作事業で東芝デジタルの大雨予測データを活用し、その有効性を検証する。具体的には、マレーシア気象局が持つデータを東芝デジタルがリアルタイムに解析することで、局地的大雨の兆候や雨量のデータを生成。状況に応じてMADAへ警告を出すことで降雨被害の軽減につなげる。
東芝デジタルとマイデジタルは昨年1月、マレーシアでの気象データを活用した新規事業の創出に向けて協業を検討すると発表していた。




